【連撃モードにはなりにくい…】B-199 ブースター ガトリングドラゴン.Kr.Cm'-10 レビュー!【ベイブレードバーストBU】
今回は
B-199 ブースター ガトリングドラゴン.Kr.Cm'-10
を紹介します!
私自身GTシリーズから始めたこともあり、デザインから何もかも最高なベイですが
正直な感想としては非常に難しいベイだと思いました。
特に斬撃モードから連撃モードへのモードチェンジですが…中々変形してくれず、売りのスライド攻撃を全く感じられていないというのが一番気になってしまいました。
では使ってみた感想などを含めて、詳しく書いていきます!
ガトリングドラゴン.Kr.Cm'-10
▼購入はコチラから!!
タカラトミーモール
ベイブレード バースト B-199 ブースター ガトリングドラゴン.Kr. Cm'-10
レイヤー:ガトリングドラゴン-10
DBコア:ドラゴン
小さいバネがコア内に入っていおり、ブレードにバウンド機能を追加することができるDBコアです。
コアの周りの装飾が赤いドラゴンのようになっていて、GTシリーズのマスタードラゴンを思い出しますね!!
ヴァルキリー1コアとは違い、バネの長さはやや短く作られています。
その代わりヴァルキリー1よりロックが硬めに作られており、バーストのリスクを軽減することができます。
実際ガトリング以外のアルティメットやセイバーなどで使ってみましたが、ヴァルキリー1よりはバーストしづらい印象があります。
アタックタイプはもちろんのこと、プロミネンスヴァルキリー1のようにバウンドをダンパーのように利用するディフェンス運用でも面白いかもしれません。
右回転のDBコアはペルセウスやケルベウス、ベリアル2など強力なコアが多いため5Gデッキで採用されるかどうかは微妙なラインだと感じました。
コアの重量は7.80gでした。
BUブレード:ガトリング
かなり大きく、そして太い右回転・アタックタイプのBUブレードです。
虹の装飾とGTという文字がカッコいいですね!!
GTシリーズから始めた人間としては感動的なデザインになっています。
裏面はこんな感じです。
ゴツゴツとした表面とは対照的に裏面はかなりフラットな感じです。
横から見るとその太さが良くわかります。
またDBコアの取り付け位置がブレードのかなり下の方になっているため、他ブレードと比べるとローモードでもやや身長が高くなっています。
上の写真でもディスクとブレードの間に空間がありますね。
そしてハイモードになるとこんな感じ。
組付け方あってるよね…?と心配になるほど高いハイモードになります。
そのため相手を上からスタジアムに叩きつけるような戦術では活躍しそうな高さに感じました。
裏面がフラットなのもそういった戦い方には向いているような気がします。
そしてこのガトリングブレードの最大の特徴は斬撃モードから連撃モードへのモードチェンジです。
バトル中にブレードの一部(頭の後ろ側)に強烈な攻撃を食らったときにスライド刃のロックがはずれ連撃が可能になります。
写真の赤い部分が前後に可動するようになり、ベイが相手と接触した時にまず1撃。そしてスライド刃がやや遅れて衝撃を与えることで2撃目を与えることができます。
文字だと伝わりにくいので、公式の動画を見たほうがわかりやすいと思います。
るろうに剣心を知っている方なら二重の極みといえば通じるかも。
これにより1度の攻撃で2度の衝撃を与えるスライド攻撃ができるのですが…。
正直このスライド攻撃の性能をしっかりと解説することはできません。
なぜなら、ずーっと使っていますが全く連撃モードに変形しないからです。
この連撃モードになるためのロックがかなり硬く、軽く相手とぶつかった程度では連撃モードに変形しません。
それに加えて今のスタジアムは接触できる回数も少ないため連撃モードになれるチャンスが少ない印象です。
一応連撃モードにと斬撃モードの間みたいな中途半端な位置になることは多く、それでもスライド自体はちょこっとだけします。
その中間モードがそうなのかわかりませんが、ガトリングブレード自体の攻撃力もあるように感じたので、ちゃんと連撃モードになれば強い一撃を加えられるのかも?しれません。
そしてもう一点。これは個体差の話なんですが…
私のガトリングブレードは斬撃状態できっちり固定ができませんでした。
もちろんぶつけ合わせたわけではなく、買って開封してこの状態でした。
普通はカチッと音が鳴ってロックできるんですが、それができず、常にガバガバの状態です。
なので他の方のガトリングブレードと比べると私のは常に重心バランスが悪く、持久力が低いかもしれません…。
念のためタカラトミーさんに不具合かどうか問い合わせたのですが、これは個体差の範囲内ということで交換などにはならないようです。正常にシュートできるなら問題無いとの事。
念のため逆側を同じ力で押したときの画像も貼っておきますが…このように逆側は全く動きません。
まぁ使いこんでいけばどうぜ両側のロックとも緩くなっていくと思うので、片方だけロックが摩耗したと考えようと思います。
連撃モードに移行しやすい個体と思えばプラスに感じるかも?
そしてハイモードでは斬撃モードで固定することができます。
正直ハイモード固定で使うのであればテンペストの方が強いと感じたので、DBディスクと組み合わせて、相手に合わせてハイロー切り替えるという使い方の方がオススメです。
今現状だと中々使いにくいというのが正直なブレードだと思います。
同回転の持久力は径の大きさや高さ、ギミックの都合上偏重心になる可能性があることなどもあって高くはないと思います。
一方で相手を上から叩きつけるような戦術ではやはり強く、こちらの姿勢をちゃんと支えられれば強く扱うことはできると感じました。
ただ相手をスタジアムに叩きつけるレイヤー全てに言えることですが、今大会などで使われているドリフトやZn'+Zといった大型の皿やガードパーツがついているドライバーはまず倒れることがありません。
そのためこういった相手の姿勢を崩すことがどれだけ得意でもドライバー一つ対策されてしまうため、こういった特徴を持ったレイヤーは現環境では中々活躍できないというのが厳しいところです。
ギミックがしっかりと動いてくれるようになれば感想も変わってくると思うので、使いこんでロックが外れやすい状態になってから真価を発揮するかもしれません。
ブレードの重量は16.13gでした。
アーマー:10(テン)
こちらは再録のアーマーですね。
重量がそこそこあり、持久力もあるため5Gデッキによく入るアーマーです。
地味に通常のブースターで10が収録されるのは初めてなので、持ってなかった方には嬉しい再録かもしれません。
アーマーの重量は13.32gでした。
レイヤー全体の重量は37.26gでした。
ディスク:カルマ(Kr)
こちらも再録のディスクです。
形状自体はそこまで悪くなく、ドリフトなど一部のドライバーとは相性が良い形状をしており、空力効果などもありますが…正直ガチ対戦などでは採用数が減ってきたという印象があります。
やはり重量がやや軽めなのでフォートレスやレガシーなど形状も悪くなく、重いディスクの方がガチ対戦では優先して採用されてしまうと思います。
ただ機動力が欲しいアタックタイプなどではあえて軽めのディスクをつける場合もあるので、アタック改造などに使ってみると意外と活躍するかもしれませんね。
重量は29.09gでした。
ドライバー:チャージメタルダッシュ(Cm')
こちらはチャージメタルドライバーがダッシュ化したものになります!!
軸先までメタルでできているため非常に重いドライバーで、攻撃力や持久力などの上昇につながります。
チャージメタルやオクタなど、ドライバー自体にがっつりメタルが入っているものは普通のドライバーと比べてバーストするような感触がありました。
そのためバーストの危険性が少ないカスタマイズで運用することが多かったのですが、今回ダッシュ化したことでバーストのリスクが少なくなり、様々なカスタマイズで使えるようになりました!!
その重量は16.27gで普通のドライバーの倍かそれ以上重いドライバーになっています!!
ちなみに一番重いドライバーではなく、最近出たハイチャージダッシュの方がほんの少し重いか同じくらいです。
チャージと同じくギガディスクなどとは相性が良い形状をしており、チャージと比べると凹凸が少ない分倒れた時のスタミナロスなども少ない印象です。
DBスタンダードスタジアムでも中央付近を回る軌道なので、中々アタックが決まらないDBスタンダードタイプでも使いやすいアタックドライバーだと思います!!
ただしメタルの軸先のドライバーは大概そうですが、やや跳ねやすく同回転の持久力といった点はそこまで高くないかなと思います。
ベイの総重量は82.64gでした!
Dギア
そして新しい進化ギアのDギアです。
ドラゴンというよりは、ドラゴンの持っていたスティングディスクをイメージした進化ギアになっています。
ネクサス、オールマイトに装着することができ、ネクサスに付けた場合はこんな感じです。
本当にスティングって感じです。
Dギアはあえてディスクへの取り付けに遊びがあるように作られており、ガトリングのスライド刃のように2連撃ができるように設計されています。
ぶっちゃけ2連撃が成功しているかどうかは目で確認する方法はありません。攻撃力自体は上がっているような気はします。
ただこのDギアはSギアのように表裏を返して使うことはルール上できません。
はめようと思えば裏向きで取り付けることができ、Dギアを固定できるんですが…公式の遊び方としてはルール違反になってしまいます。
固定して使ったほうが強そう…と思ってしまったところもあったので両面使いたかったというのが正直な感想です。
Dギアの重量は3.92gです。
Sギアが4.30gぐらいだったのでDギアの方が重量は軽くなっています。
Nxに付けた時の重量は35.07gでした。
正直な現在の感想を言わせてもらうとするならSギアの方が強いと感じています。
まず重量がSギアの方が重いため、単純に重量が欲しいという場合はSギアの方が優先されると思います。
またSギアは固定とフリー回転を切り替えることができ、状況に応じて使い分けることで色々な戦い方をさせることができます。
Dギアにはそういった汎用性が無いところがちょっと劣ってしまっているように見える原因だと感じます。
とはいえこれはネクサス、オールマイトに取り付けた場合での話です。
今後進化ギアを取り付けられる新規DBディスクが登場した時はまた話が変わってくるなとは思いました。
実際に使ってみて
使った感じとしては非常に扱いやすいベイだなと感じました。
というのも大型のレイヤーと有り余る重量を用いて相手に当たって行くアタックタイプなのでそこまで難しく考える必要が無いというのが理由かなと思いました。
ただ強いかと言われると普通くらいの印象です。
同回転の持久力は高くありません。もちろん私のガバガバな個体だけでなく、友人のしっかり固定されている物でもそこまで高くないと感じました。
今までのシリーズのインペリアルドラゴンやテンペストドラゴンがアタックタイプとされていながら持久が強かったので余計にそう感じてしまうところはあるかもしれません。
かなりレイヤーが高めに作られているので、姿勢を崩しやすいのも気になるところです。
逆にそのレイヤーの高さを活かして相手を上から叩きつけるような戦術は先ほど書いたように強力だと感じました。
上手く決まれば同回転の持久力で負けている相手をスタジアムに叩きつけて勝つなんて芸当も可能です。
ただし大会などを考えると、先ほど書いたように現在流行中のドライバー達にはこの手の戦術は通用しないのが厳しいところです。
改造するなら
同回転の持久戦で勝ちに行くのは厳しいと思ったので、アタックで勝ちに行くか、逆回転との勝負に特化させるのがいいかなと感じました。
アタックで勝ちに行くのであればラバー軸など踏ん張れるものを採用してあげるのがオススメです。
例えばガトリングドラゴン.Lg.X’-9などはいいかもしれません。
ガトリングはサイズ自体がデカいということもあって、相手に接触できる回数自体は増やせるかもしれないと思っています。
またサイズがデカければポケットを利用した壁蹴り攻撃も成功しやすいと思うので、オールマイトやエボリューション、ヴァリアブルといった壁蹴りドライバーと合わせてみるのも面白いかもしれません。
逆回転特化させるのであれば…ガトリングケルベウス.Tp.Mb-10とかでしょうか?
逆回転との持久戦…いわゆる送り合いは相手の上を取ったほうが有利に立ち回ることができます。
そういった点では相手より高い位置を取りやすいガトリングは強めのレイヤーだと思います。
ただオススメしておいてなんですが、大会などを想定した場合は送り合い特化にしてしまうと勝てるかどうかが相手依存になってしまうのであまりオススメはしません。あくまでも1つの参考程度にお考えください。
まとめ
ということで、今回はガトリングドラゴン.Kr.Cm'-10を紹介しました!!
ガトリングが変形しづらいのが一番ネック
Dギアも現状はそこまで必要ないかも
といった感じのベイだと思いました。
本当に一番気になってしまうのは売りである連撃モードになかなか変形しないところです。
何回も友人とバトルさせましたが、今のところ私達は一度も完全に変形したところは見たことがありません。
この変形後の攻撃力が高いのであれば、評価もグッと上がると思うのでもう少し変形しやすい作りでも良かったのになとは思ってしまいます。
ドラゴン自体には思い入れも合って、ちょうど私のガトリングブレードがガバガバでもあるので…
今後使いこんでいって、ガトリングが連撃モードに変形しやすくなったりすれがまた記事にしてみようかなと思います。
このベイの入手方法
▼購入はコチラから!!
タカラトミーモール
ベイブレード バースト B-199 ブースター ガトリングドラゴン.Kr. Cm'-10
関連記事
最強ランキング記事一覧 | ||
---|---|---|
DBスタンダート版 | ||
最強アーマー |