BOT-49 ドラグルトGの性能レビュー!【キャップ革命ボトルマン ゴッドキャップシリーズ】
遂に解禁されました、ボトルマンゴッドキャップシリーズ!!
今回は完全新規機体のドラグルトGをレビューしていきます!!
巨大なビッグキャップを発射できる機構と、重いヘビーキャップが付属しているパワータイプのボトルマンです。
ホールドパーツなども魅力的なパーツがあって、かなり良いボトルマンだと思いました!!
ゴッドキャップシリーズでは公式競技という店舗などで行われるであろう大会やイベント用のルールがあるので、そちらで活躍できるかどうかも踏まえて見ていきたいと思います!!
それでは詳しく書いていこうと思います!!
BOT-49 ドラグルトGの性能レビュー!
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セット内容
ドラグルトGには以下のものが入っています。
・ドラグルトG本体
・ノーマルキャップ×1
・ビッグキャップ用リングパーツ
・ヘビーキャップ用ウェイトパーツ
Gコア
まずは新しくなったコアボトルのGコア。
その特徴はなんといっても…
このように2つに分割できるようになったことです!!
DXシリーズと比べるとトリガーの付け替えができ無くなってしまいましたが、その代わりに簡単に強化コアボトルのような、パワーホールドにマガジンを付けるなどのカスタマイズが簡単にできるようになりました!!
現在は2種しかありませんが、今後種類が増えていけばDXでは不可能だったマガジン+バレルなどのカスタマイズも可能になると思います!!
また本体のホールドパーツの入れ替えについても、DXの頃最難関だった上下に分ける作業が簡単にできるようになっているので、以前と比べれば格段にやりやすくなっている可能性があります。
Gコアの取り付け方はこの位置になるように後部を真っすぐさして…
あとはしっかりと後ろ部分を下に下げるだけです。
連結用の突起があるので、それを見ながらやると簡単にできると思います。
ネットの声などを見ると取り外しにくいという声がちょっとあるかなと思いましたが、私は簡単に取り外すことができました。個体差かもしれません。
取り外す際には逆の手順をするだけで、後部を持ち上げて真っすぐ引き抜くだけです。引き抜けないときは優しくグネグネと後ろにゆっくり下げていくと簡単に外れます。
Gコア フロント
まずは前面のフロント。こちらは下部にビッグキャップシューターを取り付けることができる溝があります。
そのため普通のGコアフロントにはビッグキャップシューターは装填できないと思います。
ビッグキャップについては詳しく後述しますが、公式競技で有用な場面がいくつかあると思うのでそれを使えるというだけでも価値のあるパーツだと思います。
コバルトボトルGのGコアフロントも同様の形状ですが、あちらにはビッグキャップシューターが付属していないのでお気を付けください。
ホールドパーツはノーマルホールド。ラバーなどがついていないプラだけのホールドパーツです。
現在ボトルマンの対面競技、ターゲットシューティングやプッシュボトルなどではコーラマル・エナジーDXのホールドを両側プラにしたものが使われることが多いため、パワーかつ初めからプラのみのこのホールドにはかなりの期待を寄せていました。
ただ実際使ってみた感想としてはやや威力の落ちたエナジーの両側プラといった感じです。タンサターンDXのホールドと同じくらいですね。
DXのパワータイプと明確に違うのは取り外せるパーツの無いホールドだという点です。余計な工程を挟んでいないので、個体差による誤差などはこちらの方が少なくなると思います。
パワー競技ではコーラマル・エナジーDXの両側プラと正面からやり合うと不利かもしれませんが、それ以外の競技でのコントロール力や安定性はこちらにも十分に期待ができます!!
特にコントロール力が必要な公式競技などにおいてはこちらの方が優先的に使用されるなんてこともあるかもしれないな、と思いました!!
一応ホールドパーツの形状もDXと同じなので交換することはできないことも無いとは思いますが、レギュレーション的にどうなのかわからないので公式のレギュレーション次第といった感じです。
Gコア リア
後ろ側は特に特徴のあるパーツではありません。通常のコアといった感じです。
スピードタイプのGコアリアならここにマガジンをつける穴などがついています。
分割できるようになったことで、このリアにもギミックを搭載できるようになったため、今後プロトタイプシステムシリーズのタンサターンのような強制締め撃ちできるパーツをつける穴や溝があるものなども出るかもしれませんね!!
トリガーはスタンダートなものになっています。
画像ではわかりにくいですが、わずかに湾曲しており指がフィットするような形状になっています。
同時発売のサーメッツGのトリガーがかなり特殊な形状をしているので、人によってはこちらの方が使いやすいという場合もあると思います。マガジンは取り付けられませんけどね。
サーメッツGのようにトリガーもかなり個性的なギミックを搭載できるようになったため、こちらも今度どんなものが出てくるか楽しみですね!!
そしてトリガーが一体型になったことで1つとても大きなメリットがあります。
それが弾詰まりしづらくなっていることです。
この画像をみるとわかるように、今回のトリガーの棒部分は凹のような形で作られています。
DXシリーズはここが薄い板のような形状で作られており、それが原因でキャップの下に潜りこみやすく、連射しようとすると弾詰まりしてしまうという現象が発生していました。
この形状なら連射による弾詰まりを心配する必要が無く、気兼ねなく連射することができそうですね!!
アーマー
DRヘッド
ドラゴンがモチーフのヘッドです。特にサイトがあったり、能力があったりするわけではありません。
今回からプロトタイプシステムシリーズのようにボトルマンの目が復活しました!! 勇ましさの中に愛嬌のある感じがしますね。
DXのような「マシン」って感じのデザインももちろん好きでしたが、こちらもやはり捨てがたいですね。
また頭部のキャップが引き出せるトレイのようなもので固定されており、簡単に取り付け取り外しができるように変更されていました!!
ヘッドはDXシリーズと互換性がありますが、DXのヘッドをGコアに取り付けようとするとちょっと硬い印象がありました。
ヘッド裏の固定する部分の形状が若干違うので、それが原因でしょうか。
ただ全体的にアップデートされているなと感じました!!
ヘッドを外すときは無理に外そうとせずに、裏側のヘッドを固定しているパーツを押し上げて、顎から外すようにすると簡単に外れます。
DRアーム
じつは種類の少ない締め撃ちが可能なアームです。
DX時代からコーラーマルのアームとコーラマル・エナジーDXのアームの2つしか無かったと思います。
上記のアームと比べると肩の部分が出っ張っており、片手撃ちした際に持ちやすく感じたのでそういった改造にもオススメなアームだと思います!!
このようにホールドの突起部分を外側から押し込むことで締め撃ちができるようになります。
なのでDXシリーズ同様、パワーホールド以外では締め撃ちすることはできません。
コーラマルDXのアームと比べると締める部分が独立可動しなくなっているので、締め撃ち自体はしにくくなっていると思います。
あと気になるところはかなり柔らかめの素材っぽいってところですかね。
このパーツ自体で締め撃ちする形状になっているためか若干パーツが柔らかく感じたのでそれがどう影響するかはわかりませんが気になる点ではありました。
ただ締め撃ちしない運用でも使いやすそうだったので、個人的には好感触です!!
また普段ビッグキャップシューターを使用しない場合はこのアームにビッグウィングとして取り付けておくこともできます。
後ろからみるとこんな感じです。
特に何か能力が付与されたりするわけではないので、無理に付ける必要はないと思います。
ウィング自体はそこまでしっかり固定されているわけではないので、ここを持って撃つとかはしないほうが良いと思います。
そこまでプレイの邪魔をするわけではありませんが、片手撃ちとかをしたいなら無くても良いと思います。
DRフット
コーラマルDXなどと同じ通常の高さのフットです。
こちらもDXシリーズと互換性があり、カスタマイズすることができます。
後ろ側に長く作られているので、ちょっとしたマガジンなどを支えたりするくらいはできそうだと感じました。
フットも取り外す際は無理やり下に引っ張って取ろうとはせず、フット後ろのロックをはずすように取り外すと簡単に外れます。
Gコアだとちょっとリア部分がズレるので、フロントを持ちながらクイッと外してあげるといいかもしれません。…文章じゃ伝わりにくいですね。申し訳ないです。
ビッグキャップシューター
先ほどのウイングを合体させるとこのような形状になり、後述するゴッドキャップの1つ「ビッグキャップ」を発射できるカスタマイズパーツとなります。
実際に取り付けた姿がコチラになります。
取り付ける時はアームがついているとうまくつけることができないため、外してから付ける必要があります。
ボトルマンの公式ルールではモードチェンジできるパーツは対戦中に切り替えてもOKというルールがありますが、これを取り外したりする時間はちょっと無さそうです。
(今シリーズからボトルマンの複数使用がOKっぽい公式のバトル動画があるので、そもそも無理にモードチェンジする必要も無いと思います)
おそらくですが、このパーツを取り付けるためには専用の溝のあるGコアフロントとドラグルトGかコバルトボトルGのアームが必要になります。
Gコアの溝はもちろんですが、この写真のようにアーム部分でも固定しているため、今後同様の溝などがあるパーツが登場しないのであればおそらくアームもセットで必要になると思います。
本来キャップを装填する場所に延長トリガーのようなパーツがついており、これでビッグキャップを撃ち出すことができるようになっています。
そのためサーメッツGなど別のGコア リアでも問題なく発射は可能ですね。
装填した姿がこちら。
キャップは上から装填する形になります。
そのため、対戦中に何度もビッグキャップを装填する時は、その都度ボトルマンの前を覗き込むようにして装填したり、裏を向けたり、傾けて装填する必要があります。
そして装填に関して気になる点がもう一つ…
1発発射するとトリガー部分が出っ張ったまま戻ってきません。これは構造上仕方ないですね。
なので装填する際はさらにこのトリガーをしまってからという手間がかかります。
さらにビッグキャップもキャップを下からはめ込んで作成するという都合上上から無理やり押し込もうとするとキャップが外れてしまうので注意が必要です。
ちょっとこういった点は厄介ですが、他のゴッドキャップとは違い明確にターゲットを複数個倒せそうなどの利点があるのでちょうどいいバランスかもしれませんね。
また公式競技の1発づつ装填して発射する競技に関しては装填のしづらさは問題にならないので、そこまで気にする必要は無いかもしれませんね。
ゴッドキャップ
ビッグキャップ
ここからはドラグルトGに付属しているゴッドキャップを見ていきます!!
まずは先ほどシューターを紹介したビッグキャップ。
通常のキャップの周りにリングパーツをつけることで、キャップ自体が大型化したものになります。
ドラグルトGが飲むヨーグルトモチーフで、あちらにもデカいキャップがついているのでそちらがモチーフだと思います。
先ほど説明したとおり、このリングパーツの下側からキャップをはめることでどんなキャップでもビッグキャップにすることができます。
市販のキャップの場合はサイズなどもあるのですべてに対応しているかどうかはわかりかねますが…
今までボトルマンに登場していたスピードキャップやメタルキャップでも問題なく使用することができます。
ビッグキャップの性能についてですが、意外とパワー自体は少ないといった印象です。
後述するヘビーキャップなどと併用することでパワー不足を補うことができますが、通常のビッグキャップだけなら的に当たりやすい、雑に撃っても当たるといった感じのキャップだと感じました。
どういうキャップ数にするかなど、ルールが難しくなりそうですが、対面競技のターゲットシューティングなどで使う場合にはターゲットを2つ同時に倒すこともできそうなのが面白いなと思いました!!
公式競技の「スルースナイプ」「スピードシューティング」「バリケードクラッシュ」では活躍できそうな他、ヘビーキャップと併用することで「レース」や「ボウリング」などでも活躍できる可能性が高いと思っています!!
特に規定がない場合はヘビーキャップと併用して使うことをオススメします。
その他キャップならなんでも取り付けられることを利用して、ボトルターゲットの上部に取り付けて重さと安定性を増し、より倒れにくいターゲットを作るってのも面白いかもしれませんね!!
ヘビーキャップ
専用のウェイトパーツをキャップ内にはめることで重量を増やした重く、威力のあるゴッドキャップです。
同じようなメタルキャップと決定的に違うのは上部にメタルがあるのか、全体的に重くなっているか、という点ですね。
メタルキャップも重量のあるキャップではありますが、あくまでもおもりのメタルパーツはキャップ上部にしか配置されていませんでした。
そのためレイドブレイブDXなどで使用する際は曲がりやすいなどの特徴がありましたが、こちらは全体的に増しているためレイドブレイブDXなど縦発射のボトルマンで使用してもメタルキャップほど軌道がズレません。
もしかすると全体的にバランスが良くなったおかげで普通のキャップよりまっすぐ飛ぶのでは?と思う程綺麗に飛びます。
また全体的に重くなっているためか衝撃もこちらの方が上の印象があります。
まぁこの衝撃に関しては以下の画像の通り、こちらの方が大きな原因である可能性もあると思います。
左がウェイトパーツ、2.98gです。
真ん中はヘビーキャップ、5.66gです。
そして右はメタルキャップの4.73gということで…
なんとメタルキャップよりも重いキャップになっています!!
なので公式競技なら「ボウリング」や「バリケードクラッシュ」「レース」「ストレートアタック」などのパワーが必要な競技で活躍が見込めます。
対面競技ならプッシュボトルはもちろん、パワーホールドを使わないボトルマンでのターゲットシューティングなどでも活躍できる可能性はあると感じました!!
ただビッグキャップと違って単品販売されていないのがちょっと残念なところです。大量のヘビーキャップを用意するにはそれなりの資金が必要になってしまいます。
こちらのヘビーキャップもウェイトパーツさえ使えばスピードキャップなど、他のキャップでも使用することが可能です。
なんですが、1つだけ例外があって…
なんとメタルキャップには使用することができません!!
そのため「ヘビーキャップが重いならメタルにつけてリングもつけよう!!」ということはできなくなっています。
これはメタルキャップの裏面にメタルパーツを固定するための厚みがあるのが原因となっています。
とはいえ十分に重いキャップなのでわざわざメタルキャップに付ける必要はないでしょう。メタルキャップが入手できる機会も最近はありませんしね。
そして前述通りビッグキャップとも併用が可能です。
ヘビーキャップはかなり実戦的なパーツかつ、ターゲットシューティングやプッシュボトルなど対面競技をやる方にとっても有用なパーツとなるので、対戦などをしている方は持ち球に何発か加えておくと戦略性が上がって面白くなるかもしれません!!
使った感想
非常にスタンダートなボトルマンだと感じました!!
ラバーなどがついていないことや、本体自体には特殊なギミックが搭載されているわけでもないので使いにくさなども一切感じませんでした。
パワーは必要以上あり、コントロール力も高め、連射だけはやや抵抗があるので最高とはいかないかもしれませんが、必要十分以上には全ての能力があると思います!!
なのでスタンダートというより、1段階上のハイスタンダードといった感じですね!!
これから始めるという方にとっても最高の1体だと思います。正直足りないと思うところはそこまで多くありません。
パワーに関してコーラマル・エナジーDXにやや劣る印象ですが、あれはあっちがおかしいだけなので…。
対面競技ではプッシュボトルなどはコーラマル・エナジーDXに劣るものの、全体的にハイスペックなこともあって明確に苦手な競技は無いのではないかと感じました。
公式競技についてはビッグキャップシューターやヘビーキャップを使用することで、「ボウリング」「スルースナイプ」「スピードシューティング」「バリケードクラッシュ」「ストレートアタック」「レース」と、10種の競技中6種類は活躍できそうな感じがありました!!
また他のPKやポールスルーなどのコントロール競技もビッグキャップシューターを使わず素の状態で戦えばなかなか活躍できるボトルマンだと思います!!
とりあえず新しく始めたいんだけど、どれを買えばいいかわからないとか、新シリーズでどれを買えばいいかわからないという方にはオススメの1体になっていると思います!!
まとめ
ということで今回は
BOT-49 ドラグルトG
のレビューをしました!
弱みも無く、全体的に性能の良いハイスタンダードタイプ
ビッグキャップも一部競技で活躍を見込める
これから始める方にはとってもオススメ!!
といった感じのボトルマンだと思いました!!
本当に全体的に性能の良いボトルマンなので、このゴッドキャップシリーズから始めるという方や、友達にオススメしたりするならこのボトルマンが1番かなと思いました!!
同じようなホールドパーツのタンサターンDXがDXシリーズにも登場していましたが、あちらと比べるとビッグキャップシューターやゴッドキャップ2種、そしてGコアなどがついていることもあり、こちらの方が総合的にはオススメだと思います!!
唯一弱点を上げるとすればやはりパワーで勝てないコーラマル・エナジーDXですかね。
純粋にパワー勝負をするだけ無駄になってしまうので、撃つ時の力が少ないことを利用して弾の回転率を上げたり(相手よりも多く連射する)、サーメッツGなどとカスタマイズしてマガジンを取り付ける連射タイプにしたりするのをオススメします!!
ゴッドキャップシリーズはまだまだ始まったばかり!!
公式のイベントなどもあって、今年はさらにボトルマンが盛り上がること間違いなしです!!
まだ買ったこと無いという方や、買うボトルマンを迷っているという方はぜひドラグルトGを手に入れて遊んでみてください!!
店舗の方でもしっかりと並んでいたり、公式の通販サイトタカラトミーモールでも在庫があるので昔と違ってしっかりと手に入れられると思いますよ!!
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