【かなり難しいベイ】チェインケルベウス.Fr.Yr'-6 レビュー!【ベイブレードバーストBU】
今回はランダムブースターVol.29に収録されている
チェインケルベウス.Fr.Yr'-6
を紹介します!
今回のランダムブースターのレアベイですが…。
使ってみた感じ今は「かなり難しいベイ」という印象が強いです。
そう思ってしまう最大の理由はチェインです。これがかなり使いにくい。
自分なりに色々と使ってみています、チェインの強い使い方は見つかっていません。
5Gデッキに入れてる人もいらっしゃるようなので、弱すぎるわけではないと思うのですが…本当に難しいブレードです。
ただパーツ自体は優秀なものもあると感じました!
では使ってみた感想などを含めて、詳しく書いていきます!
チェインケルベウス.Fr.Yr'-6
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レイヤー:チェインケルベウス-6
DBコア:ケルベウス
ロックの山が無く、代わりにラバーの山と中央にラバーの柱がついている右回転のDBコアです。
右回転版のバハムートコアですね。
ロックが物理的に止められるため、相当強い衝撃を受け無い限りはバーストすることがありません。
そのため持久系のカスタマイズで使うことはもちろん、反動で自滅バーストしてしまう強烈なアタックタイプのブレードにも最適です。
特にアルティメットブレードは高い攻撃力ゆえに自滅しやすく、ベリアル2でもバーストしてしまうことがあったため、このコアの登場自体が強化になっていると思います。
ただ現在の5Gデッキだと採用する枠は無さそうな印象です。
これはケルベウスが弱いのではなく、現在強い右回転ブレードがダイナマイトFギアくらいしか存在していないのが原因です。
あるとすればプロミネンスに使うかどうかといった感じでしょうか?
とはいえ来月に発売されるガトリングドラゴンや、今後強力な右回転のBUブレード達が登場した時に需要が一気に高まると思うので、パーツ自体の性能は本当に強い思いました。
コアの重量は8.09gでした。
BUブレード:チェイン
今回の一番の問題児であるチェインです。
分厚い8枚刃で攻撃を分散し、装着するコアやアーマーによって可動刃の動きが変わることで性能面も変化するディフェンスタイプのBUブレードです。
可動刃がブレードの内側にもせり出してきており、この内側部分をコアやアーマーで止めることで稼働するかどうかが変化します。
ケルベウスコアをつけた状態はこんな感じ。
現状ケルベウスのみがDBコアの角を取ったような形状をしているため、内側の可動刃に接触することがなく、可動刃が全て動くようになっています。
ハイモードの場合はアーマーで固定するようになります。
デフォルトの6は鎖の可動範囲こそ制限されるものの、全体的にやや遊びがある感じでした。
ハイモードの場合は0アーマーがほぼ干渉しないように作られており、ケルベウスと同じく可動刃が動く状態になります。
できるだけアーマーで固定したい時は10とかが良いのかなと思います。
コアの方はベリアル2とベリアル1が他と比べるとしっかりと固定される印象です。
真ん中の2つ以外は完全に固定されます。
なので
- 固定で使いたい場合はコアはベリアル系統、アーマーは10。
- フリーで使いたい時はコアはケルベウス、アーマーは0。
- 使い分けたい時はその2つを織り交ぜる。
といった感じに使うのが良さそうかなと思いました。
その他のコアならびにアーマーについてですが…現状基本的には全て完全には固定できず、どこかは可動したり、完全に引っ込みはしないんだけれど若干動くみたいな感触でした。
そしてこのDBコアによる固定についてなんですが…ちょっと気になってしまうところがあって…。
なんと鎖のギミックがDBコアの下に滑り込んで、DBコア自体を浮かせてしまいます。
ちょっと文章でも写真でも説明しにくくて申し訳ないのですが、例えばベリアルコアをつけると、一応全ての鎖が固定されます。
ただし一部の鎖をちょっと強く押すと鎖は中に入りこんでしまいます。
これはコアの形状で固定できていないのではなくて、コアの下側からコアを上に押し上げるようにチェインの鎖が入り込んでしまっています。
ベリアルコア以外でもこの現象は発生してしまっていて、一番固定できるものがベリアル系統ですが、それでも強く押しこめば(バトル中に強い衝撃を受ければ)コアを押し上げて鎖が可動してしまいます。
破損につながるということも0ではないというのも気になりますが、今のところそういった話は聞いていないので深く心配する必要は無いかもしれません。
それよりも鎖が引っ込んでいる状態はカウンター力が高まってしまうため、防御力を利用したいというカスタマイズにおいてはオーバーや失速の原因に繋がってしまいそうなのも気になるところです。
それとロアブレードもそうなんですが、ブレード自体に厚みがあり可動する部分は厚みが薄いため、円に近い形状にはなるもののそれはあくまでブレードの真ん中部分のみです。
そのため円に近い形状だとしても、上下の変なところに引っかかってしまうというのはロアに引き続きありそうだなと感じました。
またチェインは傾きやすく、同回転の持久力は高くありません。
これについてはディフェンスタイプとして作られているので持久力を求めるのも酷かなと思います。
(といってもアタックのダイナマイトFやテンペストが持久タイプとして活躍しているので公式のタイプは有って無いようなものですが…)
あと今大会などで使われているベイスタジアム DBスタンダードタイプはアタックタイプが活躍しづらく、持久タイプのベイばかりが活躍しています。
そのため有利な相手であるアタックがあまり出て来ず、不利な持久タイプばかり出てくるというのもチェインが輝きにくい原因の一つだと思います。
もしもスタジアムが変わったり、アタックタイプの強いベイやドライバーが登場したらチェインの価値は今以上に上がるかもしれませんね。
ブレードの重量も14.79gでした。
アーマー:6(シックス)
こちらは再録のアーマーです。
持久力と重量がそこそこのアーマーで、かつては重宝していましたが…最近は当時あった2アーマーに加えて非常に重い0や9、そこまでは重くないけれど重い10などがあるため当時と比べると採用率は下がった印象です。
アーマーの重量は13.45gでした。
レイヤー全体の重量は36.35gでした。
ディスク:フォートレス(Fr)
新規DBディスクのフォートレスです。
外が薄く中が厚い形状で、内重心になるため倒れにくくなり、回転のブレや姿勢を保持する力を高めてくれるディスクです。
そのためHXt+’のような自立するほどの力は無いけど姿勢を保持できるドライバーとの相性が良い印象があります。
ただし内重心にした分遠心力は減ってしまっているので持久力はやや低い印象です。
形状は非常に優秀で、DBディスクでありながらこのようにヤードダッシュでもギリギリスタジアムに接触しづらい形状をしています。
さすがにヤードダッシュは終盤や傾いたときに接触してしまいますが、それでも強力なDrや先ほど書いたHXt+’などを使っても倒れにくく接触しづらいため、5Gデッキ内でのカスタマイズの幅が広がるような気がします。
余談ですがユニバースドライバーは残念ながらスタジアムに接触してしまいます。
重量は31.11gで、なんと公式のパラメータを無視するように重いディスクになっています。
ギガやオーバーほどの重量、持久力は無いものの、レガシーなどとはいい勝負だと思います。
そのため今後5Gデッキに採用されるパワーは十分あると思いました。
ドライバー:ヤードダッシュ(Yr')
大きなリングパーツで体を支え、軸先のボールが衝撃を受け流してくれるドライバーのダッシュドライバー版です。
性能としては流石に厳しいかなという印象です。
まずDBディスクとの相性が最悪です。
身長が低い系のドライバーは軒並みDBディスクを使うとディスクがスタジアムに接触してしまうため、スタミナのロスどころか最悪の場合回転を停止してしまいます。
ヤードダッシュも例外ではなく、一番可能性のあるフォートレスと組み合わせても状況次第でスタジアムに接触してしまいます。
唯一希望がありそうだなと思ったのは、外周から割と真ん中あたりに行ってくれることもあったという点です。
アタックタイプなどを使うとき、相手と接触できるように真ん中に落ちるように使いたい場合はアリかも…?とは思います。
やはり新規とはいえあくまでも過去作られたドライバーなので、現代の環境についてこられるほどのパワーはありませんね。
ただその一方で環境パーツです!!みたいなパワーが無いのもそれはそれで安心します。
なんていったってレア1にしか収録されていませんからね…。
重量は7.43gでした!
ベイの総重量は74.91gでした!
実際に使ってみて
非常に難しいベイだと思います。
まずデフォルトの状態はかなりバチバチと相手を弾くカウンターモードのような動きになっており、オーバーをとることもありましたが、逆にオーバーしてしまうこともしばしば…。
またバチバチ弾くため、持久力やディフェンス力もそこまで無いような印象を感じました。
さらに倒れやすいというチェインの特性から、ヤードダッシュでは姿勢を支え切れず、持久戦になるとフォートレスがスタジアムに接触してしまいスタミナのロスが発生してしまうことも気になるところです。
改造するなら
チェインを最大限に活かしてあげたいなら、やはり鎖をある程度目的に合わせて切り替えられる必要があると思います。
なので
チェインベリアル(2).Fr.Zn'+Z-0
などが一番無難かなと感じました。
まずスタミナのロスなどを発生させたくないため、ローモードではしっかりと固定させることができるベリアル系統のコアを使います。
ベリアル系統でなくても、お手持ちのコアで一番鎖が動かないものを選ぶのが良いかなと思います。
逆回転などを相手にするときや、ラバー軸など一部の対アタック、ならびにどうしても勝てない相手と対峙したときだけハイモード、0アーマーを使い鎖は全て可動する状態で使います。
倒れやすい欠点をできるだけ補うために内重心のフォートレスと安心安定のZn'+Zを使っています。HXt+’などでも良いと思いますが、Zn'+Zの方が皿状のガードパーツがある分倒れにくさは高いと思います。
これでそこそこはやれるベイになると思いますが…やはりガチ対戦などの5Gでブイブイ言わせているような相手だと分が悪いです…。
特に同回転はダイナマイトFギアやテンペストといったずーっと活躍し続けているベイが居ますからね…。
未だに彼らを越える右回転のベイは現れません…特にダイナマイトFギアは同回転においてずっと強いままなので如何に異常なのかが良くわかります。
ケルベウスは色々と使い道があると思っています。
例えばアタックタイプの自滅バ―ストを防ぐアルティメットケルベウス。
ラバーロックのおかげでほぼバーストすることがなく、しっかりと相手に攻撃を与えられるようになります。
またダイナマイトFギアのペルセウスをケルベウスにして、別のところにペルセウスを使ってあげるなども面白いと思います。
ダイナマイトFギアはかなり強いので、そこにペルセウスを使わずに別のベイに使ってあげることで5Gデッキの全体的なパワーの底上げをすることができます。
特に今後発売されるガトリングブレードなどと組み合わせてみるのも面白いんじゃないかなと思っています!!
まとめ
ということで、今回はチェインケルベウス.Fr.Yr'-6を紹介しました!!
チェインは今の環境も相まって難しいブレード
フォートレスは一つは持っておきたい良ディスク
ケルベウスは将来性もありかなり良いパーツ!!
といった感じのベイだと思いました。
やはり今の段階だとチェインは結構難しいブレードだと思います。
アタックタイプが厳しい=ディフェンスタイプにも出番はないという形になってしまいますからね…。
フォートレスはデッキ内のカスタマイズにもよりますが、採用する価値は全然あると思います。
特にDBベイを多めにデッキに入れている方にとっては良いパーツだと思っています。
またケルベウスは本当に良いパーツだと思います!
ケルベウスコア自体は同じくランダムブースターVol.29のダイナマイトケルベウス.Lg.Mm-9にも付属していますので、そちらを狙ってみるのもアリだと思います!!
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