【超優秀だけど、覚醒刃の扱いが難しそう…】 テンペストドラゴン.Cm 1A レビュー!【ベイブレードバースト超王】
今回は
テンペストドラゴン.Cm 1A
を紹介します!
ついにきました!超王版ドラゴン!
リングでがっつりとギミックが含まれているのは今回が初ですよね!
GTシリーズから始めてアニメを見ていた私からすればくっそエモい(語彙力消失)ベイになっています。
非常に優秀ですが、覚醒刃の扱いが若干難しそうだと感じました。
ベイを使ってみた感想などを含めて、詳しく書いていきます!
テンペストドラゴン.Cm 1A
テンペストドラゴン
超王シリーズ初のギミック搭載リングです。
画像は通常の状態です。
刃が虹色なのがエモいですね…虹龍ドラムが所属するビクトリーズのメンバーたちの思いが一つになったレインボーターボがモチーフですね!!
チップのドラゴンはハイペリオン達と同一の右回転専用のチップです。
頭部のシールがブレイブヴァルキリーの三枚刃についているシールと柄が非常に似ていますが、何か関係があるのかな?ドラムなりのリスペクトとか?
裏面はこんな感じ
ゴールドターボやインペリアルの可動刃と同じ金色ですね。
そして覚醒刃がロックされた状態がこちらです!
シュートで覚醒させるにはかなり力が必要です。個体差かもしれませんが、僕のはそこそこに固かったです。
先ほどまでの丸みを帯びた形から一気にとげとげしい形に変わります。
リングのサイズとしては最大級!レイヤーの中でもトップクラスのサイズになっています。
インペリアルドラゴンと比べるとこんな感じ
インペリアルは楕円に大きいという印象ですが、テンペストは 丸くでかいという印象があります。
こう見比べると、しっかりとインペリアルの系譜を継いでいるように見えますが、僕はインペリアルなんかよりもよっぽどコイツの元になったベイがあると思っていて…。
マスタードラゴンですよね!!
レインボーターボになったのはこのマスタードラゴンですから、こいつからいろんなものを継いでいてもなんらおかしくありません。
特にマスターと似ているなと思ったところは覚醒時に出てくる刃によって現れる龍の顔です。
よーく見ると小さなバウンド刃とリングの形状が合わさって龍の顔になっているのわかりますか?
金の顎の龍ってマスターって感じしませんか!?
インペリアルにも2頭の龍がいますが、あいつらは金の顎じゃないんですよね…。
それに覚醒の刃の色が赤なのもマスターをイメージしてるんじゃないかなって思います!
性能は非常に優秀だと感じました。
非覚醒状態は丸に近い形状で、相手の攻撃で弾かれにくい印象があります。
また、バウンド刃が利いているのか不意に重い一撃を与えます。
覚醒状態は大きさで相手にしっかりと触れたり最後まで粘るような勝ち方が多いように思いますが…ぶっちゃけ最後まで覚醒していることが少ないのでわかりません。
そう、この「覚醒が最後まで持続しない」
っていうのが結構ネックなんですよね…。
覚醒刃は試合中にかなりの確率で閉じます。
シュート前から覚醒させていても、シュートで覚醒させても閉じる時は閉じます。
特に左回転相手はすぐに閉じます。
ちなみに非覚醒の状態でも強みがあり、レイジ相手などは非覚醒状態の方が良いとは思うのですべてが悪いわけではありません。むしろいい。
一番の問題は
片方だけしまわれた状態がくそ弱い
という点です。
偏重心のようになってしまうのかスタミナが早めに無くなるような印象です。
両方が安定してしまってくれればいんですけどね…。
使いこんでいけば緩くなったりするかな?
1Aシャーシ
スーパーハイペリオンについていた1Aシャーシが再録です。
しっかりと重量があり、シャーシ本体で殴れるというアタックらしいシャーシになっています。
青色がエースドラゴンのスティングディスクみたいに見えますね。
チャージメタルドライバー
新規ドライバーのチャージメタル。
チャージドライバーの軸先までがメタルになったというドライバーです。
チャージと見比べるとこんな感じ。
※できるだけ見やすいように明度を下げています。
まずは軸先の形状が穴の開いた軸先に変わっています。
またチャージにあった軸先周りのとげとげが無くなっています。
そのため持久力があります。やっぱり先端の突起が邪魔だったんですね。最後にコロコロと転がるのは強い。逆回転相手だとかなり終盤まで粘ってくれます。
チャージ系統のドライバーかつメタルなのが原因か若干ぴょんぴょん跳ねますね。
あと動きが落ち着くのが早い気がしました。ちょっと外周走ったりや相手に攻撃すると真ん中に下りてくる感じ。
ただ、ドライバーが重いとバーストしやすいというリスクがあるそうなのでそこだけが心配かな。
確かにちょっとバーストしやすい印象はあります。
実際に使ってみて
強いですよ!
アタックで相手をはじき出すというよりは、粘り勝みたいな戦い方の方が多かったようにも思います。
対戦中に覚醒刃が勝手にしまったり、覚醒しなかった時の形状がいいのか持久戦は得意そうですね。
チャージメタルは重さこそ付与してくれるものの、ちょっと使いにくいイメージがあります。アタックに振るならもっといいドライバーがあると思いますし、スタミナに振るならそれこそもっといいドライバーがあると思います。
悪くわないんだけど…ドンピシャではないという感じ。
あと、前述通り対戦中に勝手に覚醒刃が閉じます。
対アタックタイプには覚醒していない状態の方が相性がいいので、強くシュートしても覚醒状態から戻ってくれるのはいいことなんですが…片方だけ戻られるとスタミナの消耗が激しくなってしまいます。
この欠点をどう克服してあげるかは考える必要がありますね。
改造するなら
僕はテンペストにあまりアタックタイプとしての才能を感じていないので、ディフェンス、スタミナタイプとして運用したいなと思っております。
オススメ改造は入手難度とかも考えるのであれば
テンペストドラゴン.Wv 2Aor2S
でしょうか。
トリプルブースターとファブニル、ヴァルキリーのどちらかを購入すれば組めるカスタマイズにしました。
持久力が欲しいので1Aを2A、2Sに交換し、持久力と安定性を求めるために同セットからウェーブドライバーをチョイスしました。
覚醒は…どっちでもいいかな。対アタックには非覚醒状態でもいいかもしれません。
ベイブレードは丸い形が強いというセオリーみたいなものもありますしね。
トライピオ…?あいつはでかいのがね…
突き詰めていくのであれば、ルシファーチップは欲しいですね。
重量を上げられるのであれば、できる限り上げておきたい。
余談ですが、テンペストはかなり強力なパーツだと感じています。
情報のみの時は若干の怪しさがありましたが、その形状による防御力はかなりのものです。
大会等に出たり、誰かに勝ちたいって方は必ず持っておいてください。
自分で使うのはもちろん。相手に出てくることも多くなると思うので仮想的としてもオススメです。
ということで、今回は
テンペストドラゴン.Cm 1A
をご紹介しました。
色々書きましたが、いいベイです!
アタックタイプとしての運用は正直正解が見つかっていませんが、持久、防御としての扱いであればテンペストは十二分に輝くと思います。
皆さんもぜひ、その守りの強さを体感してみてください!!
このベイの入手方法
B-171 超王トリプルブースターセットに収録
定価 4,100円(税込み)