【防御力は最高!!気になるのは…】プロミネンスヴァルキリー.Ov.At'-0 レビュー!【ベイブレードバーストDB】
今回は
プロミネンスヴァルキリー.Ov.At'-0
を紹介します!
マスターブレーダーが考案した超防御改造のベイということで、触れ込み通りかなり防御力に特化した強力なベイになっています。
が、よくも悪くも防御力にのみ特化していて、持久力が足りないというのが使ってみた一番の感想です。
またアトミックダッシュについても多くの方が期待を寄せていたようですが…正直な感想としては微妙な感じです。
その他ベイを使ってみた感想などを含めて、詳しく書いていきます!
プロミネンスヴァルキリー.Ov.At'-0
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レイヤー:プロミネンスヴァルキリー-0
DBコア:ヴァルキリー1
まずはコアのヴァルキリー1。セイバーヴァルキリーのヴァルキリーですね。
最大の特徴はバウンド機能です。
コアにバネが入っており、これを使えばどんな右回転ブレードもバウンド機能を備えることができます。
今回の改造はセイバーのようなバウンドアタックとは違い、プロミネンスに取り付けて相手の攻撃をバウンドでいなすような使われ方をしています。
ロックは気持ち小さめのものが2つです。
あくまで個人的な感想にはなりますが、青のヴァルキリー1よりもロックが硬い感じがしました。青の方が使いこんでやや丸くなってしまっているのでそう感じるのかもしれません。
コアの重量は7.88gでした。
バネが入っている分気持ち重めです。
ブレード:プロミネンス
プロミネンスは相手の攻撃など衝撃を受けた時に、本体上部のパーツが外れるという変わった特徴を持ったブレードです。
(画面左がプロミネンスシールド、右が本体)
このプロミネンスシールドが外れることで、相手からの衝撃を本体に伝わらずバーストやオーバーを防いでくれます。
また外れたシールドもスタジアム上に残るため、飛び回っているプロミネンスシールドが相手に当たってオーバーやバーストすることがあったり、スタジアム上にまきびしのように配置されて接触したベイのスタミナを奪うこともできます。
プロミネンスシールドは取り付ける向きを90度変えることで、外れやすさを変えることができます。
上の画像はノーマルモードで、外れやすいモードです。基本的にはこちらで運用することをオススメします。
そしてこちらがヘビーモード。金色のパーツが見えるようになります。
こちらはシールドが外れにくくなり、防御や相手を上から叩きつけるような戦い方をするときに使う印象です。
プロミネンスは先ほども書いたようにシールドの外れやすいノーマルモードでの運用が強い印象です。
シールドの取れた状態の方が持久力が高く、相手の姿勢を崩すだけでなく、薄いブレードを活かして逆回転相手の下に潜り込みドローに持ち込むなど様々な点で有利に働くことができます。
また先ほど書いたようにシールドが上手く相手を妨害することができれば、苦手な相手にも勝つことが不可能ではありません。
ただ当然気になってしまうのは、外れたプロミネンスシールドの影響は当然自身も食らうところですね。
相手に妨害することで勝ちにくい苦手な相手を倒すこともできると書きましたが、もちろんその逆で自身が妨害をくらって本来勝てる相手に負けてしまうなんてこともありえなくはありません。
そうならないようにするために、カスタマイズする場合は出来るだけシールドの影響を受けづらいドライバーを選んであげることをオススメします。
ブレード全体の重量は14.80gでした。
アーマー:0(ゼロ)
持ってる人はまず間違いなく5Gデッキに入れているアーマーです。
なんといってもかなり重く、9が出るまでは全アーマー中最重量でした。9ともほぼ同じくらいなので現在もトップと言って差し支えない重量になっています。
今勝つことを目的とした5Gデッキに入れるアーマーは0と9が最優先で、10と2がそこに続くといった感じになっていると思うので、持っていない方はこの機会に絶対手に入れて欲しいパーツです。
今まではアストラルスプリガン改造セットか、ランダムブースター Vol.27にしか収録されていなかったため、今回の再録でセットやランダムブースターには手が出しにくい方でも簡単に0が手に入るようになったのは良い点だと感じました!!
アーマーの重量は13.83gでした。
レイヤー全体の重量は36.52gでした。
ディスク:オーバー(Ov)
今一番強いといっても過言ではないDBディスクです。
重さはトップクラス、それに加えて正円形状でスタジアムにもすりにくい形状というケチを付けるところが思いつかないパーツになっています。
ガチ改造ではZn'+ZやHXt+'などと合わせて持久タイプとして使われることが多い印象ですが、アタックカスタマイズ…X’などを使うときもあえてこのOvを選んでいるブレーダーも結構いるので、様々なカスタマイズにもあう汎用性も兼ね備えています。
1つ無理やりにでもケチを付けるなら、ブースターではグレイテストラファエルで再録されたばかりという点ですかね。
しかもグレイテストラファエルの方は相性の良いHXt+'が収録されているため、0アーマーやプロミネンスに興味がないならあちらのほうがお得感が強いです。
そしてDBディスクの中で唯一ギガディスクだけがブースターになっていないのも気になります。
ギガはDBの一番初めのランダムブースター Vol.25に収録されていたパーツですが、それ以降もセット品かランダムブースターにしか収録されていませんでした。…さらに付け加えるとランダムブースターでの収録の内2つはレアベイなのでさらに入手難度も高かった印象です。
なのでここはギガにしてくれた方が、セット品やブースターが買えないという方にとってはありがたい再録になったかなと思います。
ただ今回はただのブースターではなくて、マスターブレーダーが考案した超防御ベイ+討伐イベント用のベイということもあるので…オーバーの方がギガより強くなりそうな感じはありますし、そういう兼ね合いもあったのかなとは思います。
重量は33.48gでした!
ドライバー:アトミックダッシュ(At')
今回唯一の新規…といってもバージョンチェンジですが、アトミックダッシュです!
過去の環境で暴れていたアトミックのダッシュドライバーということもあってか、かなり期待されていたようで、公式の動画などにも「そんなの作っていいの!?」みたいなコメントが寄せられていました。
球体の軸先とその周りについているガードパーツがフリー回転するというドライバーです。
ガードパーツのおかげで傾いたときに倒れにくく、姿勢を保ちやすい特徴があります。
姿勢を保ちやすいため逆回転との持久戦に強く、同回転の持久戦にもかつては強かったため環境パーツだったんじゃないかと思います。
ただしこのアトミックの強い特徴は、残念ながら現在のDBシリーズでは非常に活躍しづらいものとなってしまっています。
まず現在のDBシリーズのベイはアトミックが活躍していた時代と比べるとレイヤー、ディスクの重量が上がっているためアトミックのガードパーツでは最後まで支えきれないと感じました。
またDBディスクも過去のディスクと違いスタジアムに擦りやすい状態になっているため、アトミックのガードパーツが支えるよりも先にディスクがスタジアムに当たってしまうケースもあります。
そして持久力についても現在は他ドライバーの方が優れていると感じました。
というか…今のガチ対戦で使われているドライバーのほとんどがアトミックの特徴をさらに強くしたものばかりというのがアトミックダッシュが見劣りする最大の原因だと思います。
どちらの回転方向にも強くて、かつ姿勢を正してくれるドライバーはドリフト、メタルドリフト、Zn'+Z、ベアリングダッシュ…といくつも存在しています。
その他にもDBディスクを使わないならユニバースも回転方向を問わず姿勢保持能力も高いです。
これらのドライバーと比べてしまうとアトミックダッシュは残念ながら強いドライバーとは言いづらいというのが本音です。
ただ唯一アトミックダッシュが最適になりそうな状況もあります。
それがロックの緩いレイヤーと組み合わせる場合です。
現在ガチ対戦で流行している持久系のドライバーでダッシュドライバーなのはZn'+ZとHXt+'の2種類だけです。(ベアリングダッシュはロックが緩めに作られているため除外)
そのためバーンフェニックスのようなロックの緩いレイヤーと組み合わせる場合にはこれらのダッシュドライバーを使いたいのですが、強いドライバーはできるだけ5Gデッキのエースに使ってあげたほうがデッキのパワーが上がるため、結局バーンフェニックスなどが使えない…。
そういう状況になった際にこのアトミックダッシュがその隙間を埋めてくれる可能性があります。
5Gデッキでバーンフェニックスなどロックの緩いレイヤーを使いたいんだけど、ドライバーが無い…と思っていた方はアトミックダッシュを採用してみるのもアリかもしれませんね!
あと今回のアトミックダッシュですが、個体差もあるとは思いますが私のものは結構大きめのバリがありました。
持久力などにも関係してくる可能性があるので、ちょっと気になってしまいますね。
一応使いこんでいけばだんだん薄くなっていくとは思います。
重量は7.55gでした!
ベイの総重量は77.60gでした!
実際に使ってみて
まさに最強格の防御ベイといった感じです。
まずこいつからバーストを取ることはほぼ不可能だといっても良いと思います。
プロミネンスシールドの壁のような形状で生半可な攻撃は遮られてしまうだけでなく、強烈な一撃もパージすることでいなしてしまいます。
DBスタンダードタイプでアタックタイプが中々接触できないことも相まって、オーバーをとることもそこそこ難しく、鉄壁のベイとなっています。
その代わり明確な弱点があり、持久力がありません。
持久タイプとバトルをするとまず負けてしまいます。お互いに力を与え合う逆回転との勝負においては、相手のドライバー次第ではアタックタイプにも持久負けしてしまうことも。
これはアトミックダッシュでは姿勢を保持できず、スタジアムにディスクが接触してしまうためスタミナのロスが発生したり回転そのものを止めてしまっていることが最大の原因だと思います。
そしてDBスタンダードタイプはアタックタイプが活躍しづらい形状です。
そのため多くのブレーダーの5Gデッキには持久ベイが多く組み込まれており、ディフェンス性能を最大限に活かす場面が少ないというのもこのベイにとって厳しい点だと感じます。
良くも悪くもベイブレードバーストの三すくみ、ディフェンスタイプはアタックタイプに強くスタミナタイプに弱いを体現しているベイだと感じました。
改造するなら
パーツ自体の性能は高いため、ドライバーを変えてあげるだけでかなり強くなると感じます。
プロミネンスの性能を最大限に活かす為に、Zn'+ZやMb、HXt+'と組み合わせてあげるのがオススメです。
それぞれこのベイの弱点である姿勢保持能力を高めてくれます。
更に強くしたいという方は、コアをペルセウスやベリアル2、ヴァルキリー2などにすることをオススメします。
まとめ
ということで、今回はプロミネンスヴァルキリー.Ov.At'-0を紹介しました!!
- パーツ自体は高性能なものが揃っている。
- 防御力は高いが、持久力が弱い。
- ちょっと改造してあげれば強くなる。
といった感じのベイだと思いました。
プロミネンスや0アーマーが欲しい人にはオススメですが、お金に余裕があるのであればプロミネンスはオーバードライブSPスターターセットから手に入れたほうがペルセウスやベリアル2も手に入るのでオススメだと感じました。
このベイの入手方法