【対右だけでなく左でも戦える!】バニッシュファブニル.Tp.Kc-3 レビュー!【ベイブレードバーストDB】
今回は
バニッシュファブニル.Tp.Kc-3
を紹介します!
レイヤーがまさかのほぼラバーという予想を遥かに越える進化を遂げた新しいファブニル!
ディスクのテーパードやドライバーのキックなど面白そうなパーツも盛りだくさんです!
簡単に今回のファブニルをまとめると、デフォでもかなりいい感じに勝てるベイだと感じました。
Fギアについてはまた別の記事でしっかり書きたいと思います…!
ベイを使ってみた感想などを含めて、詳しく書いていきます!
バニッシュファブニル.Tp.Kc-3
レイヤー:バニッシュファブニル-3
DBコア:ファブニル
まずはDBコアのファブニルです。
DBでは初の左回転チップになります。
まぁ左回転版ベリアルですね。可もなく不可もなく、使いやすいチップになっていると思います。
コアの重量は6.87gでした。
ブレード:バニッシュ
さぁ今回の目玉でもあるバニッシュブレードです。
写真の青い部分は全てラバーで出来ています。今までと同じ素材は金の竜の顔だけという信じられないブレードになっています。
裏面みてもホントに9割ラバーです‥!
このようにほぼラバー素材のため、特撮とかのソフビ人形のような匂いがします(笑)
バニッシュの特徴はもちろんラバーで相手の攻撃を自身の回転力にしてしまう回転吸収能力ですが、バニッシュもしっかり回転吸収はしてくれます。前回のミラージュがあんまり吸収してくれなかったイメージがあるのでそこは改善されました。
ただウィザードと比べるとそこまで回転吸収特化になっているわけではないように感じます。特に左回転との同回転勝負が今までに比べて戦えるようになっていると感じました。
現状バニッシュ以外の左回転DBベイが存在していないのも原因の一つかもしれませんが、レイジなどと対戦してもスピンフィニッシュを勝ち取ることができるのは結構嬉しいですね。
以前は「相手左回転だとほぼ負けだしな…」とか考えていましたが、ミラージュよりもさらに左回転相手に臆せず出れるようになったのは最高だと思います。
そしてもう一つのポイントはレイヤーに空いた空洞ですね。
この空洞が相手からの攻撃をへこませることでいなすというダンパーの役割をしてくれるという触れ込みでしたが、確かに機能している気がします!
実際にバニッシュを使っていると、あれ?思ったより飛ばないなーと感じる時が結構あるました。
千切れてしまうのではないかというのがやや心配です。バリアントルシファーの2Dとは違い説明書に覚醒の注意書きなどが無かったので、そうなってしまった場合は破損になってしまいそうです。
ブレードの重量は12.44gでした。
全体的にラバーで、肉抜きがされていないからかずっしりと重いブレードになっていますね。
アーマー:3(スリー)
重心を3点に分散させ、ブレた攻撃を生み出すアーマーです。
説明にはそう書いてありますが…正直ブレたりアタックしたりという印象は今のところありません。
3はハイモードでバニッシュと組み合わせた時にちょっとしたギミックがあります。
上の写真のように3の出っ張りをバニッシュの空洞部分に合わせることで、後ろから押さえつける形になり、バンパー部分を硬くしてくれるそう。
ラバーが硬くなることによって、カウンター能力も上がるらしいんですが…今のところそういう印象はありませんね。…というかDBベイ全てに共通する内容ですが、ハイモードの使いどころが凄く難しい印象です。
ちなみに上の写真のように空洞部分と合わない組み方もできるので、バンパー機能を活かしたい場合はこの向きで組めばOKです!
重量は13.18gでした。
自分の手持ちのアーマーの中だと軽めですね…。
たぶん軽いのは個体差で、他のアーマーと重量は変わらない気もしますが、ほんのちょびっと軽いだけでも使うの若干ためらってしまいますね。
レイヤー全体の重量は32.55gでした。
バニッシュが重いので重量のあるレイヤーになっていますね!
ディスク:テーパード(Tp)
新しく追加されたDBディスクのテーパード。
やや外側へ広がったスカートのような形状で、滑らかなフチが体勢を支えてくれるというディスクです。
確かにベイが傾いてしまった時に、倒れるよりも前にテーパードがスタジアムに接触することで姿勢を正してくれているような印象はあります。これによって送り合いなどではやや倒れやすかったドライバーなどでも最後まで倒れることなく戦うことができるようになるのはプラスだと感じます。
ただスタジアムに接触しているということはスタミナをロスしているということなので、同回転の持久勝負の場合はテーパードの姿勢保持に頼りすぎるとさすがに負けてしまうのでそこだけは注意。
そして個人的に最も気になるのはテーパードをローモード以外で使った時に起こる相手がスタジアムに押し付けられるような現象です。
おそらくその隙間に挟まるか、引っ掛かるかをした際に起こる現象なのですが、対戦中に相手のベイが突然上からビターン!と押さえつけられたように傾くことがあります。
傾いたベイはディスクやレイヤーがスタジアムに接してしまう可能性があるので、一気にテーパード側が持久戦で優位に立つことができます。
もちろん相手のベイと自身のベイの身長やバトルの展開など、必ずこの現象が起こるわけではありませんが…これを狙って発生させられるとしたらかなり凶悪なディスクなのではと感じています。
パーフェクトフェニックスのようなレイヤーと組み合わせても面白いかもしれませんね!
重量は29.01gでした。
DBディスクの中では現状最も軽いディスクになっています。それでも十分な重量ですけどね。
ドライバー:キック(Kc)
バネを搭載したガードパーツが上下に動き、姿勢を整えてくれるというドライバーです。
軸先の形状はナッシングとほとんど同じで、動きとしては中央に寄っていく感じです。シュートの方法によっては外周を走らせることもできます。
気になる性能ですが…面白いパーツかつ、そこそこ戦えるといった感じです。
ガードパーツのおかげで姿勢が保持できるので送り合いの性能はそこそこといった感じ。カスタマイズによっては最後まで支えきることができないのでそこそこって感じです。 同回転勝負も強くはないですが、普通といった感じ。
一番のお気に入りはレイジなどのアッパー刃を持つアタックタイプとの組み合わせですね。
ガードパーツのおかげで姿勢を保持できるのでアタックタイプでも送り合いの勝ち筋を多少得ることができ、DBスタンダートタイプで多くなった中央に居座るベイにも果敢にアタックできるとこもグッド。
あとガードパーツのバネでアッパー刃を跳ね上げてくれないかな…っていう希望もあります。結構激しいアタックを見せてくれるので、バネでアタック力が上がってくれてるんじゃないかな…と思うことにしてます。
重量は9.42gでした!
ベイの総重量は71.02gでした!
いや重いよ!メタルメタル言っていたデスソロモンとほとんど変わらない重量になってます。DBベイって軽めみたいな話をどこかでしてましたが、どんどん重さが上がって行きますね…。
実際に使ってみて
かなり良いベイになっていると思います!
まず対右回転は言わずもがな回転吸収を行うことで持久勝ちを狙っていけます。ドライバーの差でドリフトなどには負けてしまうこともありますが、こちらも同じドライバーならいい勝負になります。
そして左回転との勝負。まだDBベイの左回転がバニッシュファブニル以外登場していないのも原因の一つだとは思いますが、かなり善戦することができるようになっています。今までは明確な負け筋があったため使いにくい印象があったファブニルですが、今回のファブニルは実戦でも使えるベイになっていると思います!
ただやはり持久に寄った左回転相手は苦手です。マスターとかワールドの左とかですね。ディスクドライバーの影響もあるのでそこを変えてあげればまだ戦えるかもしれません。
ハイモードは今のところ使い道が難しくて使えてないですね…使ったら負けちゃうことの方が多かったです。
改造するなら
正直現状DBベイにはぶっちゃけGg.Dr-6の組み合わせが鉄板です。なので
バニッシュファブニル.Gg.Dr-6
をオススメします。
送り合いは当然超強気で出すことができますし、同回転もバニッシュはやれるのでギガやドリフトの力を使って持久力を伸ばすことでやれるようにしています。
今現状のDBのパーツが少ないことや、ハイモードにあんまり魅力を感じないからローモードを使うこと前提になると…改造の幅も狭くなってしまいますね。ギガディスクと相性のいいドライバーがドリフトくらいしか存在しないのも原因です。
今後相性のいいパーツとか、もっとDB関係のパーツが増えれば変わってくるかもしれませんね!
まとめ
ということで、今回は
バニッシュファブニル.Tp.Kc-3
をご紹介しました。
バニッシュファブニルは絶対に購入しないとダメ!…という程のベイではないと思いますが、バニッシュはちゃんと多くの相手と戦える良いブレードでしたし、テーパードは結構強いかもしれないと予想しているパーツなので、皆さんも是非手に取って回してみてください!
あ、でも個人的にはダイナマイトベリアルの進化ギアであるFギアは是非持っておいて欲しいパーツだと思います。Fギアについても別の記事でしっかり書きたいと思います!
このベイの入手方法
定価 1,650円(税込み)