【最凶クラスのやばい破壊力!!】ギルティロンギヌス.Kr.MDs-2 レビュー!【ベイブレードバーストDB】
今回は
ギルティロンギヌス.Kr.MDs-2
紹介します!
最初から結論を書いてしまいますが、かなりのヤバさを秘めたベイだと思います。下手したら今までの強力な改造を使いにくくなってしまうかもしれないほどです。
しっかりと対人戦などもやって使用感なども確かめてきましたが、凶悪な破壊力の影響からか自身が飛んだりバーストする確率もややあるのでカスタマイズにはやや注意が必要そうです。
その他ベイを使ってみた感想などを含めて、詳しく書いていきます!
ギルティロンギヌス.Kr.MDs-2
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レイヤー:ギルティロンギヌス-2
DBコア:ロンギヌス
DBシリーズ初の左回転メタルコアです!
中央の龍の角部分?が一部メタルになっているので通常のコアよりも重量を増すことができ、アタック力だけではなく持久力や飛びにくさなど多くの能力を引き上げてくれます。
もちろんギルティだけではなく、バニッシュやロアなどと使っても面白いかもしれませんね。ロアの場合は変形しそうにありませんが…。
ロックの山は非常に大きく四角形の高い山と、幅は普通だけれど同じく四角くて高い山の二つがあり、かなり硬いロックになっています!!
なので軽い攻撃程度ならロックが動くことはまずありませんし、自身の攻撃でロックが進んでしまうこともセイバーヴァルキリーなどと比べるとだいぶ抑えられています。
またこの分厚くて四角に近いロックのおかげでメタルロックドライバーにロックの山をへし折られる心配はありませんが…やはりだんだんと丸くなってしまうので大きな声でオススメはできません。
コアの重量は10.16gでした。
スプリガンが7.86gだったのでそれより2g近く重くなっていますね!ベイブレードバーストの2gはかなり大きな差になりそうです。
ブレード:ギルティ
罪の名を冠した左回転のアタックブレードです。
ロンギヌスの代名詞である強烈なアッパー刃とメタルのドラゴンが特徴的ですが、今回はなんと裏面にまでメタルドラゴンが追加されました!
これにより今までのアッパー攻撃に加えて、下へ相手を押し付けるスマッシュ攻撃も可能になりました!
まずはアッパー刃の方の解説。
レイジとは違い、先頭のドラゴンの頭はメタルではありません。相手のベイに直接当たる部分がメタルじゃなくなったのは破損の心配などがちょっと減り、安心感があるかもしれません。
またレイジのメタルドラゴンのように強烈な引っ掛かりがあるわけではないのですが…相手を弾き飛ばしたりバーストさせたりとかなり攻撃力は高く感じました!!
逆にレイジと違って滑り台のようなアッパーに引っ掛かりが無いためか、相手のベイが浮き上がるような攻撃をすることもありました。
アッパーですくい上げて攻撃を決めれば、相手のベイはスタジアムと触れていないため摩擦とかで飛ぶ距離が減衰することなく大きく弾き飛ばすことができるのかもしれません。
マジでこのアッパーだけでもかなり凶悪な性能をしていると思います。
そして下についているスマッシュ攻撃用のドラゴンですが、こちらは先端部分だけがメタルになっています。さすがに全面メタルではありませんでしたね。
このスマッシュ攻撃が活かされているのかDBレイヤー特有の能力なのかわかりませんが、持久戦になった時に相手の姿勢を崩すことが多いなと感じました。
そのおかげもあってレイジが苦手としていたマスターの左やバニッシュなどとの持久戦でも姿勢を崩させることに成功していたのでカスタマイズ次第ではレイジで勝てなかった相手にも勝ててしまう気がします!
ただし、レイジと違ってダブルシャーシを使っているわけではないので、ロンギヌスコアを使っていてもドライバー次第ではバーストしてしまうこともあります。なのでドライバーの選択はレイジよりも慎重になる必要がありそうです。
今後ギルティの登場によってブレーダーの方々のカスタマイズがどう変わっていくのか気になりますね!
ブレードの重量は17.02gでした。
メタルがついているのでしっかりと重いブレードになっていますね!
アーマー:2(ツー)
これはダイナマイトベリアルやアストラルスプリガン改造セットにもついていたので詳しい説明は割愛します。
簡単にまとめておくと、非常にスタンダードなアーマーです。重量もしっかりとありつつ持久力もそこそこなのでアタックと持久力を両立したいカスタマイズなどでの運用がオススメになっています。
単純な持久力勝負となると10アーマーや0アーマーの方が高いと感じています。
アーマーの重量は13.67gでした。
レイヤー全体の重量は40.88gでした。
流石メタルをふんだんに使っているだけあって非常に重たいレイヤーになっていますね…!
0アーマーにすれば0.30gくらい上がるので41g越えも可能ですね。恐ろしい…。
ディスク:カルマ(Kr)
業の名を冠した10枚刃のローモード対応のDBディスクです。
互い違いの10枚の刃がダウンフォースを生み出すとのことですが、こういう空力効果は確認する方法などが無いと思うので実際はどうなのかわかりません。
重量は29.23gなのでギガやネクサス、オーバーと比べると軽めですね。
これと言って強い!って感じも現状しませんし、ネクサスのようにスタジアムにゴリゴリ当たるみたいな弱点も見つからないので本当に可もなく不可もないって感じのディスクって言うのが今の印象です。
ギガやオーバーみたいな重量やテーパードの姿勢保持力など明確なメリットが現状見当たらないのであんまり5Gデッキなどで選ばれることは無いのかなと予想しています。開拓されていけば使われるようになると思うんですけどね。
あと突起だらけでベイを組み上げるときに指に突き刺さって痛いです。回転しているベイを止める時にも突き刺さって痛いので気を付けてください。
ドライバー:メタルデストロイ(MDs)
デストロイのメタルロックドライバーバージョンです。
先に言っておきますが、このメタルロックも他のものと同様でロック山を削ってしまいます。なので大きな声でオススメできません。
ロンギヌスのコアは前述のように大きな四角形になっているので、ひん曲がったり折れたりすることはないと思いますが、えぐれたり削れたりしてだんだんロックが緩くなっていく可能性があります。あと大きい方は大丈夫ですが、小さい方の山は大きいのほど丈夫じゃなさそうなので先に曲がるか折れてしまいそうです。
そしてベリアルなどの通常のDBコアはロックの山が三角形のような形になっているため、簡単に曲がったり折れたりする危険性がありますので、どうしてもこれじゃなきゃダメなんだ!って方以外はやめておいた方が良いと思います。
実際に私も軽く使わないであろう1Dシャーシを使って何度か取り外しを行いましたが、かなり慎重に行っても少々えぐれてしまいました。
とはいえ性能自体は良いドライバーで、メタルロックドライバー特有の重心が内側にあるためかブレにくく回転が安定する特徴によって通常のデストロイよりも持久力の向上は感じることができました!
バハムートコアなどと合わせて使えば実戦でも使えるドライバーにはなるかもしれません。…まぁそのバハムートがレアなので手に入りにくいんですけどね。
重量は8.85gでした!
ベイの総重量は78.97gでした!
意外にも全体的な重量はアストラルスプリガンとそこまで変わりませんでした。オーバーとカルマの差が一番大きいかもしれませんね。
実際に使ってみて
デフォルトでも強力なベイになっていると思います。
絶大なアタック力があるので、しっかりと相手に当たればカスタマイズされているベイでも問答無用に弾き飛ばすことが可能です。
さらに持久力もそこそこあるので、レイジなどアタックタイプが苦手とするバニッシュファブニルなどにも持久勝ちを狙えるのが好印象でした。
またロックの緩いベイが相手ならバーストを狙うことも可能なので、どんな相手が来ても勝ち筋はあります。
ただ持久力が非常に高い左回転のベイや、送り合いに強い右回転のベイ相手には流石に厳しいといった印象です。
また強い衝撃の反動で自身がバーストすることや、当たりに行った自身の方が飛んでしまうこともあったので、ドライバーやディスクの選択を変えてあげればより強力なベイにできると思いました!!
改造するなら
一応かつてのレイジと同じように
ギルティロンギヌス.Gg.Dr-2
みたいなオーバー、バーストを狙いつつ持久勝ちも狙えるカスタマイズは強力ですが、やはレイジとは違いややバーストのリスクがあるのでこれ一択!とはならなさそうです。
DBコアをバハムートにすれば、重量がやや減る変わりにバーストしづらくなるので強力なカスタマイズとして使えそうです。
バーストリスクを減らす改造として
ギルティロンギヌス.Ov.Zn'+Z-2
もアリだと思います!
ドリフトよりは劣りますが、同回転の持久と送り合い両方ともある程度戦うことができ、かつアタックやバーストを決めることも可能なのでこちらの改造もオススメです!
他にももうアタックだけに集中して、ラバー軸のエクストリームダッシュやエクシードダッシュなどを使うのも全然アリだと思いますよ!
まとめ
ということで、今回は
ギルティロンギヌス.Kr.MDs-2
をご紹介しました。
このベイは皆さんに是非手に入れて欲しいと思っています!
まずロンギヌスコアが非常に優秀で、ベイの持久力や重さ、ロックの固さなど能力を向上してくれます。バニッシュなどにつけるのも強いと思いますし、今後新しい左回転のDBブレードが出た場合にも重宝しそうです。
またギルティの攻撃力もかなり魅力的です。現在のアタックタイプはちょっとスタジアムとはミスマッチなレイジと自身がバーストするリスクのあるセイバーくらいでしたから、実戦でも安心して投入できるアタックタイプの登場は多くの人のカスタマイズを考え直すきっかけになるかもしれません。
実際私もギルティと正面衝突するとバーストする危険性があるのでベアリングドライバーの採用をやや躊躇うようになりました。
ディスクとドライバーが若干使い方が難しいですが、このように使い道があり強力なパーツが入っていることは間違いないので、またちょっと開かれにくくなりましたが公式大会に参加する方や友達に勝ちたい方、そしてアタックが大好きな方にとってはマストアイテムだと思いました!!
Lギアも入っているので迷っている方は是非買ってみて下さい!!