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【仮面ライダーゼロワン第1話感想】始まる令和ライダー!笑顔を求める3人。腹筋崩壊太郎ロス。

 

第1話は公式で公開中!見てない方はぜひ見てくださいね!

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第1話「オレが社長で仮面ライダー

人口知能搭載人型ロボ、ヒューマギアを開発。さまざまな職場に派遣し、人間の働き方に一大改革をもたらした飛電インテリジェンスの創業者にして社長・飛電是之助(西岡德馬)が死去。飛電インテリジェンスでは、副社長の福添(児嶋一哉)が新社長就任に並々ならぬ意欲を示していた。

 一方、売れっ子お笑い芸人を目指す或人(高橋文哉)は、遊園地の営業でも観客はほぼゼロ。ヒューマギアの腹筋崩壊太郎(なかやまきんに君)に力の差を見せつけられると、支配人の根津(金田明夫)からも解雇を宣告され落ち込んでしまう。

ストーリー|仮面ライダーゼロワン|テレビ朝日より

 

遂に始まりました、令和ライダーゼロワン。

Twitterを見ると「腹筋崩壊太郎ロス」と書かれるくらい、腹筋崩壊太郎の印象が強い一話でしたね。

開幕徳馬さんのキャラクターが亡くなったり、主人公の父親(機械でしたが)もやられてしまう。滅亡迅雷.netの本拠地がなぜ湖のようになっているのか、通信衛星ゼアに似たものが沈んでいた事などなど一話の時点で情報量が多かったですね。

 

飛電或人

売れないお笑い芸人という今までのライダー主人公の中でも異色なキャラクターでしたね。狙っているのでしょうけど、一つ一つ寒い(笑)

個人的に彼で気になっているのが、「父親が機械だったこと」ですね。あの父親は本当に父親なのか、それとも父親代わりの機械人間だったのか。

もし機械が父ならば、或人自身も機械、ヒューマギアに似た存在なのかもとか考えたり。ゼロワンも実際はそういう機械的存在にしか扱えないみたいな。

もし彼が機械だとしたらかなり高性能ですけどね。「ポンコツなAI」ってかなり高度だと思います。ちゃんと本人の自我がありますし。 

 

彼の笑顔にしたいって願いや笑顔を守るために戦うってのは仮面ライダークウガの五代雄介を思い出しますね。ライジングホッパーというフォーム名もありますし、意識しているのかな。

 

これから彼がどうなっていくのか楽しみです。

 

仮面ライダーゼロワン

 今回の主役ライダー。今までの目玉がついているとか、文字が顔についているとか、そういう色物のようなデザインではなく、洗練されたデザインって感じがしますよね。

変身講座では別のフォームになりますが、顔が真っ二つに裂けましたね。そういうところはやっぱり奇抜なんだ…。

 

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バッタの力というのが「仮面ライダー」らしくて、ライジングってのは平成1作目のクウガを連想させる「1番目」っぽいライダーですよね。

 

ベルトはすっごい高性能。

二段階認証だったり、ファイアウォールが24種あったりとセキュリティは万全。 

ベルトの機能で変身者と通信衛星ニューロンリンクでつながって、人工知能に匹敵する演算ができるそうですが、それでもおっちょこちょいでしたね。

必殺キックは非常にかっこよかったんですが、最後決まらず、足首をひねったか、こけてしまいました。

 

武器のアタッシュケース「アタッシュカリバー」もスタイリッシュでかっこいいと買ったですね。

今まで最初から奇抜なものを見ていたから、こんなにおしゃれだと一抹の不安を感じてしまうのはもはや病気かもしれませんね(笑)

 

腹筋崩壊太郎、ベローサマギア 

今回の怪人。すごい印象に残る敵怪人でしたね。一話にして一番心に来る感じの敵…でした。敵というのも嫌なくらいですね。

 

まずは腹筋崩壊太郎くんから。

お笑い芸人型ヒューマギアである腹筋崩壊太郎は名前の通り腹筋を崩壊させる芸で会場の人を笑わせていましたが、敵にゼツメライズキーでベローサマギアになってしまいました。

彼が自我を持ったかもという話も上がっていましたね。

単純に笑いをする芸をするだけのロボットではなく、観客の笑顔を見て笑ったのは笑顔にさせることで、自分も笑顔になるという機能とはまた違う彼自身の考え、意思のようなシーンがありました。ヒューマギアがAIから人間に変わる傾向みたいなものなんですかね。

もう一つ考えられるのが、こういう「人」に近づいていたヒューマギアだけがマギア化させることができるのかもって話ですね。まだ一話なので確定ではありませんが、それっぽい描写の仕方でしたよね。

 

人を笑顔にすることが彼の仕事で、彼はその仕事をただのプログラムされた行動だけでなく、自身の感情のようなもので人を笑顔にすると自分も笑顔になる。

こういう本当にいい奴で、かつ救われないのが余計に悲しいですよね。オーズのヤミーを生み出す奴とか、ドーパントとか今までの怪人は救われていましたが、腹筋崩壊太郎は破壊されてしまいました。

公式ホームページにも無慈悲なことが書いてあります

このようにデータが改ざんされ、ヘッドセットのレッドアラートが点灯した状態のヒューマギアは原状回復を果たすことは技術的にほぼ不可能であり、破壊する以外の対処方法はない。

マギア|仮面ライダーゼロワン|テレビ朝日より

とのことなので、彼は本当に帰らぬ「人」になってしまいました。本当に悲しい。

少し希望があるのであれば 「現状」だから、今後可能になるかもということ。それでも腹筋崩壊太郎が帰ってくるかどうかは…別ですね。

 

次はベローサマギアについて。

今回の怪人の一つのテーマとして絶滅種がモチーフになっているそうです。ベローサマギアのモチーフはカマキリではなく、クジベローサ・テルユキイというトガマムシという種だそうですね。ちなみにテルユキイの照之は俳優の香川照之さんから来ているそうです。

 

笑顔を求める三人

人の笑顔を見たい遊園地のオーナー根津さん。観客の笑顔が見たい或人と筋肉崩壊太郎。

それぞれ三人とも人の笑顔を求めるという同じ夢がありましたが、残念ながら今回はその三人の笑顔を作る場所(約一名作れていませんでしたが)がターゲットにされてしまいました。

 

今回の事件で犠牲者は出ていない…ってことはなさそうですよね。あの惨状で、かつ人類の絶滅が狙いなのであれば、犠牲になっている人がいるほうが自然ですよね。

 

根津さんは遊園地をまた笑顔を作る場所に。或人はその笑顔を守る戦いに。

それぞれ前に進めました。腹筋崩壊太郎以外…。なんか…本当に悲しいな。

 

1話で色々とあれこれ考えさせるような内容をくれたり、腹筋崩壊太郎くんの犠牲によって敵の滅亡迅雷.netへの憎しみも貯まって。非常に充実して面白かった一話でした。

次回からはあの特殊部隊のような人も新ライダーとして参戦するのでますます楽しみですね!!