【仮面ライダーゼロワン第13話感想】シャイニングホッパーが一人の犠牲のもと完成。キャラが強化アイテムになっていった日曜朝。

第13話「ワタシの仕事は社長秘書」

　満を持してシャイニングホッパーにチェンジしたゼロワンだったが、イズ（鶴嶋乃愛）が予想した力を発揮できず、ドードーマギア改に手も足も出ない。何もできないままシャイニングホッパーはドードーマギア改の攻撃からイズを庇い、変身解除に追い込まれる。

　ワズ（辻本耕志）の機転で難を逃れた或人（高橋文哉）は、「社長秘書失格です」と落胆するイズを励まし、痛む傷を抱えながら祭田ゼット5号（松村龍之介）をドードーマギア改から守ろうと立ち上がる。

ストーリー｜仮面ライダーゼロワン｜テレビ朝日より

暗殺ちゃんに、ワズ…。二人も犠牲になってしまった一話でした。

シャイニングホッパー

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同時期にリュウソウジャーでも仲間が犠牲になり強化アイテムを残していきましたが、こちらも同じように我々の心をえぐって強化アイテムを完成させました。

しかし或人君の成長スピードは衛星ゼアの想定以上なんですね。人工知能が想定した位よりもさらに強くなっているって、いいことですけど、ちょっと不穏。

想定外の成長に対応できなかったシャイニングホッパーキーを完全なものとするために、或人社長の戦闘データが必要で、それはいつもそばで見守ってきたイズの中にあり、自身が機能停止しなければ取り出すこともできなかった。

ちょっと悪口になってしまいますが、セントラルメモリーから或人社長の戦闘データを取り出すという作業に犠牲って必要だったのかな。

ヒューマギアはデータを記憶としてもっています。バックアップさえとってあれば、別の身体に（個人的には別人になってしまいそうで嫌いですが）移ることで復活することが可能です。

ならばそのバックアップからデータをコピーすればいいのでは？と思ってしまいました。逆になぜとかんがえるのであれば、もしかするとそれができない理由が何かあるとか？

パッと思いつくような話だと

・ヒューマギアのセントラルメモリーに記録されている情報は単なるデータではない（でもだとしたらバックアップから復活できないよね…）

・イズが特殊な個体（セントラルメモリーが復元不可能、バックアップが取れない、元の状態に戻してはいけないetc...）

・旧式はバックアップが取れない。

ありそうな話は2も含めた3ですかね。イズという存在はOPを見ればわかる通り、何か裏のあるヒューマギアです。特にもともと敵側、あるいは暴走した経験のありそうな過去が見られます。

でも、ワズも消えてしまうのに疑問が残ります。だとすると、旧式はバックアップが取れない、イズもセントラルメモリーが旧式…？

うーん、深く考えるべきポイントじゃないのかなぁ…。単に「セントラルメモリーはヒューマギアにとって大事な記憶で、バックアップなどでは残らない」とかの方がすっきりして気持ちいいか。

イズが或人社長との思い出を大事なセントラルメモリーに保存していたって考えるとそれはそれでほほえましいですしね。

ワズも先代から任されているわけですし、或人社長との記憶は大事なものにしまっていてもなんらおかしくはありませんしね。

シャイニングホッパーは力を前借しているそうですが、あれ体大丈夫なのかな…。

ああいう体が痛む系変身アイテムを見るたびに「あと何回変身したらお前の身体はもう！！」みたいなことを想像してしまいます。

ただ、前作のゲイツが後半何のデメリットも感じさせずにリバイブを使っていたと思えば考えすぎですね。

あとこれはちょっとメタ的な話になりますが、シャイニングホッパーの使用に制限があれば、「なんで強化フォームで最初から戦わねーんだよ！」というのにも回答ができますね。取り逃がした後のデメリットがかなり高いですよね。その日はもう変身できないかもという理由があればライジングホッパーからでも文句はなさそう。